27歳職歴なしフリーター女が200万で海外移住するには

タイトル通り。日本での将来に不安しかないアラサー女が海外移住を目指します。

ドイツでの就職活動について

Haloさん、コメントありがとうございます。

以下、コメントいただいた内容を引用しながら、ご質問に回答していこうと思います。問題がありましたら、引用箇所は削除いたしますので、ご連絡ください。

 

>職業訓練制度等で他の国よりも就労のためのビザを取る条件の良いドイツは魅力的に思います。 しかし、近年の移民・難民問題で数年後には制度が変更される、あるいは無くなってしまいはしないかと懸念しています。 FRNさんは実際に今のAusbildungの制度を利用していて、制度への移民・難民問題の影響をどのように感じるのでしょうか。

 

私がドイツに入国したのが去年の8月末ですが、その頃はシリアからの難民の人々のドイツへの流入がピークの時期だったと思います。

連日テレビでは死にものぐるいでEU圏内に入ろうとする人々の波と、それを遮ろうとする鉄条網の様子を報道していました。

ドイツのビザ申請をしようとする時に、「人道的な理由による移民」という項目があります。中東の戦乱の余波を受けてドイツに流れてきている人は、滞在許可がなくてもこの項目で申請を出すことが可能です。

確かに難民の数は爆発的に増えていますが、かといってドイツが移民を受け入れなくなるとは、今のところあまり考えられません。ドイツには積極的に移民を受け入れ、安価な人件費で働かせることで(それでも自国の月収や労働環境よりはましなのですから、移民は喜んでドイツで働くわけです。私もその一人です)経済を発展させてきた歴史があるからです。

しかし実際に、移民排斥を主張する政党がドイツ国内でも支持を伸ばしていたりと、様々な意見があることは間違いありません。

私が周りで見聞きしたビザ取得に関する状況だと、難民が大量にドイツに押し寄せてくる前、一昨年と昨年、昨年と今年では、日本人が雇用主から正式な契約書を手に入れ、ドイツで働くためのビザの申請をしても、「日本人を雇う正当な理由がなければ労働許可は出せない」と言われる確率はかなり増えてきているようです。

問題は中東の政情不安による難民の流入だけではなく、EU圏内の中にくすぶる経済格差によって、EUビザ持ちの移民も経済の安定しているドイツを目指してきていることです。

優先順位とすると、

1ドイツ国民>2EUビザ保持者>3難民(の中でも高度技能保持者は優遇される)≒4その他の移民

くらいなんじゃないでしょうか。

 

2までは労働ビザを発給する手間を省けるのですから、雇う側も国も3,4よりは2を優先させるでしょう。もちろん、1が再優先なのは言うまでもないですが…。

私も、外人局で受付の人に言われたのですが、労働局に問い合わせて、ドイツ人、EUビザ保持者が私と同じ職業を希望していない場合にのみ私に労働許可が下りるそうです。

数年後には制度が変更される、という可能性は大いにあります。そして、移民に対する法律はこの情勢下、数年という単位でなく数ヶ月、数週間単位で動いていると思ってください。

私たちはドイツからすればあくまでも移民、異分子であり、どんなに面倒でも移住先の法律に従って生きるしかありません。しかしそれは母国である日本でも同じことだと思います。

ビザ申請は運と根気が必要だと、先輩日本人移住者によく言われます。運悪くビザが下りなかった、そういう可能性もなくはありません。しかしどう考えても下りないだろう、という条件でも下りた人も実在するのも確かなのです。

私は、本当に欧州で就職したいならば、情報を集めたうえでできるだけ早く行動したほうがいい、と思います。

イギリスのEU離脱でイギリスからドイツにEU人が流入してきそうなので、また状況も変わるでしょう。数年後のことなど誰も予想がつかない世の中に私たちは生きているということだと思います。

 

>FRNさんはどのようにフローリストという職種を選択し、目指すに到ったのでしょうか。 

 

私は美術系の大学に進学しました。それ以前から、日本の華道を中途半端にかじっていたこともあったのですが、少し前までは自分が花屋で働くなどとは全く考えていませんでした。(でも華道のことは履歴書にも書きました。華道は海外でも有名なので利用できるスキルの一つです)

大学に進学した時は、美術の世界でお金を稼いで食べて行きたいと考えていたし、卒業後もそういう活動をしていたのですが、生活費を稼ぐために働くのと、制作活動の両立は厳しく、また私に適正がなかったのだろうと思いますが、30歳を目前にして行き詰まりを感じていました。

私は一度も日本で正社員として働いたことがありません。

就職活動と呼ばれるものをしたのも、社会保険料を国に支払ったのも、情けないですがドイツでが初めてです。

その代わり私は日本で色んな種類のアルバイトをして、社会の底のようなものをいっぱい見た気がします。そして2011年の東日本大震災が決定的だったのですが、それ以来このまま日本で生きていっていいのだろうかという気持ちが芽生え、海外就職に目を向け始めました。

ビザが比較的取りやすいといわれていて、親族のいるドイツを第一目標に定め、そこで自分ができそうな、アルバイトではなく、死ぬまで続けていけそうな職業を考え始めました。アーティストとしての自分には見切りをつけていたので、ドイツではそういった活動はするつもりはありませんでしたし、実際しませんでした。

私はやはり、手で物を作ることが好きでしたし、造形や色に関するセンスには自信もあったので、それが生かせる職業がいいだろうと思いました。また、私は大学時代から、花の絵を大量に描いていて、もともと花という存在が好きでした。そこで色々調べて、考えた結果、ドイツで花屋の修行をしようという決意を持つに至ったのです。

 

>就職活動の際にたくさんの研修先へ履歴書を送付されたとのことですが、それらは全てフローリストに関連する職種だったのでしょうか。

 

そうです。ドイツでは履歴書を用意する時に、なぜ自分がこの職業に応募するのか、という志望動機をA4一枚にまとめたものと、自分の経歴書(これもA4一枚にまとめる)と、最終学歴の証明書がセットで「履歴書」になるのですが、志望動機書はドイツ語で用意しなければいけないので、自分が思っていたより手間がかなりかかりました。なので、違う職種に募集しようと思ったら、この志望動機書をもう一種類作らないといけないわけで、私には面倒臭すぎて無理でした。

私はタンデムパートナーに何回も添削してもらってやっとのことで作成しました。学生はまだ履歴書を書いたりすることに慣れていない場合があるので、社会人経験のあるドイツ人に見てもらうといいと思います。

もし、色んな職種に挑戦したい場合、逆に言えば志望動機書のバージョン違いを用意すればいいだけなので、ガッツがあるのであれば、いけると思います。

英語で履歴書を15社くらいに出したけど全く返事が来ない、という人に会ったことがあるので、ドイツ国内の就職なら、英語で募集をかけている会社以外はドイツ語で履歴書を書いたほうがいいと思います。

 

では今日はこの辺で。